(TL;DR好き必見) 良さげなChrome拡張で記事/ブログをサクッと要約する [ChatGPT]
どうも、ちゃだいん(@chazuke4649)です。
ウェブ記事やブログ、ドキュメントををサクッと要約してくれる、ChatGPTを使ったChrome拡張機能を見つけたので紹介します。
記事冒頭にいわゆる TL;DR や 先にまとめ があると喜ぶタイプの人(自分)にはうれしいのでは。
ChatGPT Suite - Summarize everything!
もちろんOpenAIの公式ではなく、calmai.net氏が開発・提供しているChrome拡張のようです。
ChatGPT - ウェブサイトとYouTube動画の要約 | chrome ウェブストア 言語を英語にすると英語のタイトルが表示されます。
提供元の情報はほとんどないのでアレですが、とにかくレビューが抜群です。ただ、実際触ってみるとうなずけました。
拡張機能自体の詳細は、Chromeウェブストアのページをどうぞ。
前提
- ChatGPTにログインができる
- Google Chrome ブラウザを使用
インストールする
Chromeウェブストアの画面で、追加ボタンを押します。
拡張機能一覧を開いて、ピンどめすると紙吹雪が舞いました。
使ってみる(Wikipedia)
最初の画面の下の「Try it now->」を押すと、ChatGPTに関するWikipediaのページが開き、実際に拡張機能が実行されます。
そう、英語の記事を、一撃で 日本語翻訳 & 要約 してくれるんですよコレ!
ポップアップ部分を抜粋
さらに、クリップボードにコピーもできて
マークダウン書式でいい感じに貼り付けられます。
### Summary ### ??? ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能チャットボットであり、2022年11月に発表されました。ChatGPTは、OpenAIの大規模言語モデルであるGPT-3をベースに構築され、監視学習および強化学習の両方の技術を使用して細かく調整されています。ChatGPTは、多くの知識領域で詳細な回答と明確な答えを提供することで注目を集めましたが、その情報の正確さには不均衡があります。ChatGPTのトレーニングには、MicrosoftのAzure超コンピューターインフラストラクチャとNvidia GPUが使用されました。 ### Facts ### - ? ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能チャットボットであり、2022年11月に発表されました。 - ? ChatGPTは、GPT-3をベースに構築され、監視学習および強化学習の両方の技術を使用して細かく調整されています。 - ? ChatGPTは、多くの知識領域で詳細な回答と明確な答えを提供することで注目を集めましたが、その情報の正確さには不均衡があります。 - ? ChatGPTのトレーニングには、MicrosoftのAzure超コンピューターインフラストラクチャとNvidia GPUが使用されました。 - ? ChatGPTは、コンピュータープログラムを書いたり、音楽を作曲したり、学生のエッセイを書いたり、テストの質問に答えたり、詩や歌詞を書いたり、Linuxシステムをエミュレートしたり、チャットルーム全体をシミュレートしたり、tic-tac-toeをプレイしたり、ATMをシミュレートすることができます。 - ? ChatGPTの報酬モデルは、人間の監視に基づいて設計されているため、過度に最適化される可能性があり、Goodhartの法則として知られている性能低下を引き起こす可能性があります。 - ? ChatGPTは、2021年以降に発生した事件に関する知識が限られているとされています。また、政治的な意見を表明したり、政治活動に参加したりすることは許可されていないとされています。
使ってみる(英語の技術ブログ)
このAWS公式ブログでやってみます。
Multi-account strategy for small and medium businesses | AWS Cloud Operations & Migrations Blog
出ました。
↓↓↓以下クリップボードからコピペ箇所↓↓↓
Summary
? SMB企業にとってマルチアカウント環境は利点が多く、セキュリティや可用性の向上にもつながる。AWS Organizationsを使用したマルチアカウントの構成によって、運用、セキュリティ、コストなどの観点から優れたクラウド基盤が構築できる。また、各アカウントを特定の操作やアクティビティのために使用することで、最小特権原則に基づいたアクセス管理ができる。
Facts
- ? SMB企業は通常、AWS環境を設定する際に単一のアカウントから始めることが多い。
- ? マルチアカウントの基盤はセットアップが簡単であり、障害やセキュリティイベントの影響を軽減できる。
- ?️ マルチアカウントの環境は、AWS IAM Identity Centerを使用してアクセスを保護することで、ワークロードを分離し、セキュリティイベントの影響を軽減できる。
- ? 開発、テスト、本番などの異なる環境を提供することで、イノベーションを促進できる。
- ? マルチアカウントの環境を採用することで、各ワークロードごとにサービスクオータを効率的に管理し、リソースを競合することなく使用できる。
- ? マルチアカウントの環境を使用することで、ビジネスの成長に対応できるインフラストラクチャを拡張することができる。
- ? マルチアカウントの構成には、AWS Organizationsを使用して複数のアカウントを集中的に管理することができる。最小特権原則に基づいたアクセス管理ができ、セキュリティポリシーの管理も簡単になる。
Reference
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/build-a-multi-account-aws-environment-using-these-five-key-steps/
↑↑↑以上クリップボードからコピペ箇所↑↑↑
要約精度に触れるのはあまり触れませんが、文章全体のアウトラインを掴むには良さそうです。
ただし、知りたいレベルによっては全然物足りないので、本文を読む必要がありますね。
(オプション)質問文を変更する
デフォルトでは、以下のような質問文テンプレートがセットされています。
Question部分を抜粋
Your output should use the following template: ### Summary ### Facts - [Emoji] Bulletpoint Your task is to summarize the text I give you in up to seven concise bulletpoints and start with a short, high-quality summary. Pick a suitable emoji for every bullet point. Your response should be in {{SELECTED_LANGUAGE}}. If the provided URL is functional and not a YouTube video, use the text from the {{URL}}. However, if the URL is not functional or is a YouTube video, use the following text: {{CONTENT}}.
ここを変更すれば、より欲しい形式に変更できそうです。
その他気づいたことや注意点
- ソースが和文だと文字数超過のエラーが起きるが、ソースが英文なら文字数超過のエラーにならない
- 絵文字でなんとなく文字文字しさがやわらぐ
- 翻訳内容が微妙だったら再実行できる
- YouTubeや動画も文字起こしして要約してくれる(ようだが、あまり検証できてない)
- このChrome拡張に限らず、ChatGPTの仕様としての前提や制約事項、注意点への考慮は必要(情報が正しくない可能性がある点など)
終わりに
ChatGPTを利用した要約目的のChrome拡張を紹介しました。
もちろん精度の問題などがあるので、いきなり英語のドキュメントを意気込んで読み始める前に、サクッとあたりをつけてアウトラインを掴むために利用するのが良さそうです。ぜひお試しあれ!